川崎汽船は11月25日、豪州向け完成車輸送の大きな役割を担うタイ出し豪州向け航路(泰豪航路)で、従来の豪州東回り配船に加え、西回りの配船ルートを新規に開設し、サービスの増強を図ると発表した。
豪州の自動車販売実績が足元で好調に推移しており、今後も底堅い成長が見込まれ、同国で販売される自動車は、国内生産から輸入車へと大きな転換期を迎えており、同国向けの完成車海上輸送の需要拡大が見込まれているため。
配船の更なる高頻度化、輸送船腹の拡充、豪州主要各港への輸送日数短縮を実現し、同国向け完成車輸送需要の拡大に幅広く対応することが可能となる。
■泰豪航路-豪州東回り配船(既存サービス-維持)
配船頻度:Weekly(毎週土曜日レムチャバン発)
寄港地(T/T):レムチャバン(0日)-タウンズビル(12日)-ブリズベン(14日)-ポートケンブラ(16日)-メルボルン(18日)-アデレード(21日)-フリーマントル(25日)⇒タウンズビルは毎月第一週目のみ、フリーマントルは毎月第一週目以外の配船。
■泰豪航路-豪州西回り配船(新設サービス-追加)
配船頻度:月間2便(毎月中旬・下旬レムチャバン発)
配船開始:2016年11月末 レムチャバン発の本船より
寄港地(T/T):レムチャバン(0日)-フリーマントル(9日)-アデレード(13日)-メルボルン(15日)
川崎汽船/「SOMPOサステナビリティ・インデックス」構成銘柄に選定